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新しい庁舎で初議会 和歌山県田辺市の6月定例会

新庁舎に移転後、初めて開かれた田辺市議会定例会(19日、和歌山県田辺市役所で)
新庁舎に移転後、初めて開かれた田辺市議会定例会(19日、和歌山県田辺市役所で)
 新庁舎への移転後、初めてとなる和歌山県田辺市議会6月定例会が19日、開会した。市は、梅のひょう被害対策などを盛り込んだ本年度一般会計補正予算案など14件を提案した。

 定例会の冒頭、真砂充敏市長は「本日は記念すべき日。木の香りと温かみが感じられるこの議場であいさつすることは、感慨もひとしお」と述べた。

 新しい議場は新庁舎6階にある。本会議の様子は傍聴席からだけではなく、議会ロビーや3階コミュニティースペースなどでもモニターで視聴することができる。

 尾花功議長は「新庁舎での初めての議会を迎え、身の引き締まる思いがした。これから、より多くの市民の皆さんに傍聴してほしい」と語った。

 一般会計補正予算案は、4億5739万円を増額する(補正後445億9141万円)。主な内容は、梅のひょう被害を受けた農家への営農継続支援補助金(2400万円)▽梅製品のPR事業(170万円)―など。

 6月定例会の会期は7月10日までの22日間。一般質問は6月28日、7月1、2日の予定。

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