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田辺、5年ぶり全国へ 和歌山県高校総体、ローイング

和歌山県高校総体で優勝し、インターハイ出場を決めた田辺3年の選手
和歌山県高校総体で優勝し、インターハイ出場を決めた田辺3年の選手
 和歌山県高校総体のローイング(旧ボート)競技がこのほど、日高川町の美山漕艇場であり、田辺が2人乗りの「男子ダブルスカル」(1000メートル)と5人乗りの「女子舵手付きクオドルプル」(同)の2部門で優勝した。8月8~12日に長崎県諫早市である全国高校総体(インターハイ)に出場する。田辺のインターハイ出場は男子が2019年以来、女子は16年以来になる。


 県総体には田辺、桐蔭、和歌山北の3校が出場。男女別の6種目で競った。

 5組が出場した男子ダブルスカルで優勝したのは田辺3年の中川颯・藤川峰也組。タイムレースを1位で通過し、決勝の2レースではいずれも1位だった。

 女子舵手付きクオドルプルには3組が出場。田辺は3年の岸裏果林、川上知花、畑中栄里、上村愛桜衣、植田瑞木の各選手で臨み、決勝の2レースをいずれも1位で終えた。

 中川選手は「最後の大会で結果を残せて良かった。インターハイでは予選を突破して本戦に進みたい」と話した。岸裏選手は「昨年の県総体も同じクルーで出場して2位だった。悔しさをバネに練習してきたので、優勝はうれしい。インターハイでは予選突破を目指したい」と語った。

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