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新体操で田辺高が団体8連覇 近畿選手権と全国総体出場へ、田辺中も優勝

和歌山県総体の団体で優勝した田辺高校のメンバー(上)と、県中学校春季大会で優勝した田辺中学校のメンバー=提供
和歌山県総体の団体で優勝した田辺高校のメンバー(上)と、県中学校春季大会で優勝した田辺中学校のメンバー=提供
 和歌山県高校総体の新体操競技は5月31日~6月2日に和歌山市の県立体育館であり、団体で田辺が優勝した。8、9日にある近畿高校選手権大会と8月5~7日に北九州市である全国高校総体(インターハイ)への出場を決めた。田辺の5人は個人でも入賞し、近畿大会に出場する。


 団体には田辺の2チームが出場。5人一組でフープの演技をし、技の難度や芸術性などから採点された。県総体で田辺の団体優勝は8大会連続になる。

 個人には田辺と市和歌山から9人が出場した。クラブとリボンの2種目の総合得点で順位を決めた。

 田辺からは、2位に3年の薮本心花、3位に3年の前田彩花、4位に3年の鈴木葵、5位に3年の法眼桃夏、6位に2年の阪本百香の各選手が入った。

 団体リーダーを務める薮本選手は「不安を抱える中で、今までで一番良い演技をすることができた。近畿大会では、落ち着いて、仲間を思いやり、自分たちができる最高の演技をしたい」と話した。

 個人で入賞した以外の田辺の選手は次の皆さん。

 3年=平見茉奈香▽2年=池田梨音▽1年=中戸宥芽、森川愛梨、玉置ほづみ


■田辺中も団体優勝

 県中学校春季新体操選手権大会が1日、和歌山市の県立体育館であり、団体で田辺が優勝した。3年の片山美優、小野はづき、2年の茶畑有那、山﨑紫音、寺段夢亜の5選手でフープ演技を披露した。1チームだけの参加だった。

 普段は高校のメンバーと一緒に練習しているという。主将の片山選手は「初めての大会で、緊張も悔しい思いもしたが、良い経験になった。次の総体に向け、全員が心を一つに努力していきたい」と話した。

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