地滑り市道復旧へ 和歌山県田辺市が補正予算
和歌山県田辺市は、地滑りの被害で通行止めになっている同市下三栖の市道の復旧に向け、9400万円を計上した本年度一般会計補正予算を6日付で専決処分した。
市によると、市道ののり面上にある梅畑の所有者から「亀裂があるのではないか」という連絡が5月24日にあった。28日に大雨が降り、29日に改めて現場を見たところ、亀裂が広がっているのを確認。市道を通行止めにした。
その後もさらに亀裂が大きくなり、のり面のコンクリートも割れるなど地滑りが進んでいる状態。31日時点で、地滑りの範囲は延長60メートル、高さ22メートルと推定している。
補正予算には、応急的な復旧工事費として5800万円を計上。のり面沿いに土のうを積んだり、盛り土をしたりして地滑りを抑える。さらに、本格的な復旧に向けた調査や測量設計などの費用3600万円も盛り込んでいる。
現在の通行止め区間は延長約450メートルで、解除の見通しは立っていない。
市によると、市道ののり面上にある梅畑の所有者から「亀裂があるのではないか」という連絡が5月24日にあった。28日に大雨が降り、29日に改めて現場を見たところ、亀裂が広がっているのを確認。市道を通行止めにした。
その後もさらに亀裂が大きくなり、のり面のコンクリートも割れるなど地滑りが進んでいる状態。31日時点で、地滑りの範囲は延長60メートル、高さ22メートルと推定している。
補正予算には、応急的な復旧工事費として5800万円を計上。のり面沿いに土のうを積んだり、盛り土をしたりして地滑りを抑える。さらに、本格的な復旧に向けた調査や測量設計などの費用3600万円も盛り込んでいる。
現在の通行止め区間は延長約450メートルで、解除の見通しは立っていない。