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「黄色いスイカ味わって」 でっかい大玉の収穫始まる、和歌山県印南町

果肉が黄色の大玉スイカ(上)。下は畑で収穫する生産者。10キロを超えるものもある(和歌山県印南町印南で)
果肉が黄色の大玉スイカ(上)。下は畑で収穫する生産者。10キロを超えるものもある(和歌山県印南町印南で)
 スイカ栽培が盛んな和歌山県印南町で黄色い大玉スイカの収穫が始まり、農家が丁寧に作業している。

 同町は、冷蔵庫にそのまま入れやすいサイズの小玉スイカの品種「ひとりじめシリーズ」を中心としたスイカ生産が盛ん。

 同町印南の農園「こだわり野菜 SHIMIZU FARM」(清水章広さん経営)はクリスマス需要として冬場にスイカを生産するなど特徴ある取り組みをしており、この時季は大玉で黄色の品種「金色羅皇(こんじきらおう)」をハウス栽培している。

 重さは平均6~8キロで、大きいものは11キロほどもある。清水さん方では5月末から収穫が始まり6月下旬まで続くといい「地元でも黄色の大玉スイカはそれほど生産されていないと思う。赤いスイカに引けを取らない糖度なので一度味わってほしい」と話している。

 和歌山市や大阪府の仲卸業者を通じて小売店に流通している。清水さんが経営している同町印南の「cafe&plants(カフェ&プランツ)・つばめ」でも6月20日ごろまで販売している。

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