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新庁舎カフェがプレオープン 7日開庁の田辺市役所

新庁舎内にプレオープンしたカフェ「カミーノ」(7日、和歌山県田辺市東山1丁目で)
新庁舎内にプレオープンしたカフェ「カミーノ」(7日、和歌山県田辺市東山1丁目で)
 7日に開庁した和歌山県田辺市役所の新庁舎(東山1丁目)内に、カフェ「Camino(カミーノ)」がプレオープンした。20日から本格営業を始める。

 カフェは、新庁舎3階の正面玄関近くにある。田辺・西牟婁の自治体や障害福祉事業所などでつくる「西牟婁圏域自立支援協議会」就労支援部会内に設けられた、市庁舎内売店運営協議会が運営する。

 店名の「カミーノ」はスペイン語で「道」を意味する言葉で、公募で選ばれた。「熊野古道沿いの茶屋のように、気軽に立ち寄れる場所になってほしい」との思いが込められている。

 店内には地元材で作られたテーブルが並び、ゆったりとくつろげる雰囲気。ふたば福祉会、やおき福祉会、はまゆう作業所、南紀のぞみ会、田辺市社会福祉協議会の5事業所が平日、日替わりで運営する。コーヒーやジュースのほか、焼き菓子やパン、ジェラートなどを販売する予定。

 売店も併設。また、田辺・西牟婁の作業所が作った梅干しや竹細工、ジャム、米などを販売するコーナーもある。

 運営協議会の担当者は「障害者の皆さんが生き生きと働き、地域の人々と楽しく交流できる場にしていきたい」と話している。

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