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飲酒運転を一斉取り締まり 和歌山県警

田辺署が実施した飲酒運転の検問(6日午後9時すぎ、和歌山県田辺市北新町で)
田辺署が実施した飲酒運転の検問(6日午後9時すぎ、和歌山県田辺市北新町で)
 年末年始に向けて和歌山県警は6日夜、県内各地で飲酒運転を一斉に取り締まった。酒気帯び運転の検挙はなかったが、速度超過やシートベルト未着用など計19件の違反を検挙した。

 取り締まりは、幹線道路や高速道路のインターチェンジ付近など計24カ所で、6日午後8時から翌日午前5時までの間に実施した。違反の内訳は、速度超過6件、シートベルトの装着義務違反7件、一時不停止2件、免許証不携帯1件など。

 田辺署では午後9時~午前0時、飲食街「味光路」があるJR紀伊田辺駅周辺など計4カ所で、署員16人が取り締まりに当たった。駅周辺の抜け道となっている道路などで検問をし、通行車両を止めてドライバーの呼気を確認。飲酒運転をしていないか確かめた。

 管内では11月中に6件の酒気帯び運転を検挙。同署の大江澄享交通課長は「いまだに見つからなければいいと思っているドライバーがいる。年末年始にかけて飲酒する機会が増える。飲酒運転がなくならない限り、積極的に取り締まりをしていく」と話している。

 冬の交通安全運動(1~10日)の期間中、県警は紀南地域で交通機動隊の隊員数を増やし、飲酒運転以外の違反についても取り締まりを強化しているという。

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