和歌山県田辺市龍神村福井、道の駅「龍游」にある「ジーワークス」の展示コーナーで、龍神村小家の古物商「龍神ガラクタ堂」による「昭和レトロポップ展」が開かれている。１９６０～７０年代に登場したものを中心に、多彩なグッズ約千点を展示販売している。５月１２日まで。

　龍神ガラクタ堂では、昭和時代に販売された家電や衣服、雑貨、食器、家具など３千点以上を集めている。インターネットや、県外などのフリーマーケットに出店して販売している。

　龍神ガラクタ堂を営む金丸知弘さん（３５）によると、昭和時代に親しまれた商品やデザインが若い世代に人気が出ており、最近ではブラウン管テレビやビデオデッキを買い求める人も多いという。

　展示スペースでは、当時珍しかったプラスチックを使った雑貨や、カラフルでかわいらしいデザインの服のほか、食器やボードゲーム、時計、照明、掃除機など、集めた３千点の中から厳選したさまざまなグッズを並べている。

　金丸さんは「昭和レトロのグッズは、お年寄りにとっては懐かしくて、若い人にとっては逆に斬新。高度経済成長期の時代にタイムスリップしに来てください」と話している。

　ジーワークスの営業時間は午前１０時～午後５時。水曜定休。問い合わせはジーワークス（０７３９・７７・０７８５）へ。