講習に先立ち、準備体操をする植芝充央・道場長(中央)と参加者=和歌山県田辺市本宮町で
和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」で20、21日、「合気道国際奉納演武」があった。
同市出身で合気道の開祖・植芝盛平のひ孫に当たる合気道本部道場(東京)の植芝充央道場長による講習会もあった。充央氏は「神聖な場で稽古できることに感謝の気持ちを持って取り組みたい」とあいさつ。参加者とともに準備体操をした後、講習に臨んだ。
盛平の顕彰事業として、本宮大社や熊野本宮合気塾、植芝盛平翁顕彰会が毎年開いている。今年は県の内外や外国から約100人が参加した。