社殿彩るシダレザクラの名木満開 和歌山・那智大社
和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社の本殿内庭にあるシダレザクラが1日、満開になった。県の天然記念物に指定されている名木で、優雅な姿が朱色の社殿を彩っている。
那智大社によると、高さは約8メートル。三十数回も熊野詣でをしたことで知られる後白河法皇(1127~92)が植えたと伝わり、室町時代に描かれた「那智山宮曼荼羅(まんだら)」でも、その姿を確認できるという。
権禰宜(ごんねぎ)の林美喜さん(40)は「花びらが小さくて淡いピンク色をした上品な姿が魅力。毎年この時季には遠方からも多くの方が見に来られる」と話している。
本殿内庭に入って観覧するには、祈祷(きとう)か正式参拝が必要。問い合わせは熊野那智大社(0735・55・0321)へ。
那智大社によると、高さは約8メートル。三十数回も熊野詣でをしたことで知られる後白河法皇(1127~92)が植えたと伝わり、室町時代に描かれた「那智山宮曼荼羅(まんだら)」でも、その姿を確認できるという。
権禰宜(ごんねぎ)の林美喜さん(40)は「花びらが小さくて淡いピンク色をした上品な姿が魅力。毎年この時季には遠方からも多くの方が見に来られる」と話している。
本殿内庭に入って観覧するには、祈祷(きとう)か正式参拝が必要。問い合わせは熊野那智大社(0735・55・0321)へ。