鮎川王子社を補修 和歌山・田辺の住吉大社で奉告祭
和歌山県田辺市鮎川の住吉神社は3月31日、境内にある鮎川王子社の補修奉告祭を営んだ。神社では昨年8月、県の天然記念物に指定されている社叢(しゃそう)のシイの木が倒れ、王子社や玉垣が破壊していた。
補修作業では、王子社に覆いかぶさるように倒れていた部分のシイの木を撤去し、屋根をふき替えるなどした。また、同じく破壊した灯籠と玉垣も新しいものに交換した。木の根元部分はワイヤで固定し、自然に枯れるのを待つ予定という。
奉告祭には、役員や工事関係者ら14人が参列し、禰宜(ねぎ)の音無長裕さん(62)から補修部分の説明を受けた。音無さんが神事を営み、参列者は玉串をささげた。総代長の愛瀬悦次さん(79)は「皆さんのおかげで無事に直すことができて良かった」と話した。
音無さんは「倒れた木以外にも木や斜面には心配なところがあり、それらに関しても引き続き県に申請し、手入れしていきたいと思う」と話した。
補修作業では、王子社に覆いかぶさるように倒れていた部分のシイの木を撤去し、屋根をふき替えるなどした。また、同じく破壊した灯籠と玉垣も新しいものに交換した。木の根元部分はワイヤで固定し、自然に枯れるのを待つ予定という。
奉告祭には、役員や工事関係者ら14人が参列し、禰宜(ねぎ)の音無長裕さん(62)から補修部分の説明を受けた。音無さんが神事を営み、参列者は玉串をささげた。総代長の愛瀬悦次さん(79)は「皆さんのおかげで無事に直すことができて良かった」と話した。
音無さんは「倒れた木以外にも木や斜面には心配なところがあり、それらに関しても引き続き県に申請し、手入れしていきたいと思う」と話した。