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準決勝で近大新宮敗れる 高校サッカー県大会

近大新宮ー和歌山工業 サイドで激しくボールを奪い合う両チームの選手(15日、紀三井寺公園陸上競技場で)
近大新宮ー和歌山工業 サイドで激しくボールを奪い合う両チームの選手(15日、紀三井寺公園陸上競技場で)
 第98回全国高校サッカー選手権和歌山大会は15日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で準決勝があり、近大新宮は和歌山工業に0―4で敗れた。

 近大新宮は前半開始早々から攻めたが得点に至らず、19分、和歌山工業のミドルシュートで先制されると主導権を握られ、33分に追加点を許し0―2で折り返した。

 後半に入り、近大新宮はパスを左右に展開して攻撃。シュートも放ったが枠を外れた。逆に前のめりになったところを反撃され、終了間際に2点を奪われ力尽きた。

 近大新宮の主将でGKの真鍋良太君(3年)は「先制された後、焦ってしまい自分たちがしたいプレーができなかった。優勝しか狙っていなかったので悔しい」と話した。

 和歌山工業は、カナリーニョFCリオ(田辺・西牟婁)出身のMF小倉雄吏君(2年)、串本中学校出身のDF中正司裕心君(2年)が先発出場した。

 準決勝のもう1試合、近大和歌山―和歌山南陵は、一進一退の攻防の末、和歌山南陵が3―2で接戦を制した。和歌山南陵は上富田中学校出身のMF田上慎人君(1年)が後半の途中から出場した。

 全国大会出場を懸けた和歌山南陵―和歌山工業の決勝は17日午前10時5分から、紀三井寺公園陸上競技場である。

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