【動画】力強く早船競漕 世界遺産・熊野速玉大社で「御船祭」、和歌山県新宮市
和歌山県新宮市にある世界遺産・熊野速玉大社の例大祭のクライマックスである神事「御船祭」が16日に営まれ、観客からの声援の中、和歌山・三重の県境を流れる熊野川を舞台に、9隻の早船による競漕(きょうそう)が繰り広げられた。
速玉大社の例大祭は国の重要無形民俗文化財に指定されている。コロナ禍の影響で規模縮小が続いていたが、今年は4年ぶりに従来通りの形で営まれた。
御船祭の早船競漕は午後4時半ごろ、ご神体を乗せた神幸船(しんこうせん)を先導する役割を担う早船(長さ約9メートル)に1隻につき11人の男性が乗り込み、大社近くの河原から約1・6キロ上流にある御船島に向かって出発。島を時計回りに3周した後、ゴールまでの先着を競った。見物人からは、力強く櫂(かい)をこぐ男性たちに「頑張れ」と声援が飛んでいた。出発地点へと戻る「下り」も競った。
速玉大社の例大祭は国の重要無形民俗文化財に指定されている。コロナ禍の影響で規模縮小が続いていたが、今年は4年ぶりに従来通りの形で営まれた。
御船祭の早船競漕は午後4時半ごろ、ご神体を乗せた神幸船(しんこうせん)を先導する役割を担う早船(長さ約9メートル)に1隻につき11人の男性が乗り込み、大社近くの河原から約1・6キロ上流にある御船島に向かって出発。島を時計回りに3周した後、ゴールまでの先着を競った。見物人からは、力強く櫂(かい)をこぐ男性たちに「頑張れ」と声援が飛んでいた。出発地点へと戻る「下り」も競った。