農林水産業の被害1億6500万円 台風19号で和歌山県
和歌山県は23日、台風19号により県内農林水産業に約1億6500万円の被害があったと発表した。串本町で養殖クロマグロが死ぬなどした。調査は継続中で、被害金額は増える可能性がある。
「水産関係」が最も多い約1億円。串本町では養殖クロマグロ700匹(9600万円)が死んだほか、紀南各地で漁業関係施設の一部が破損したり、漁船が被害を受けたりした。
「林業関係」は印南町で塩害防止のために設けられている保安林を保護する防潮護岸が60メートルにわたって倒壊し5千万円の被害が出た。
「農作物等」は約800万円で、強風による被害が多かった。みなべ町や印南町ではパイプハウスが破損したほか、紀の川市や岩出市、御坊市などで、風で果実が擦れたり、野菜の苗が枯死したりした。
「農地・農業施設関係」は橋本市で水田のあぜや水路が壊れるなど600万円の被害があった。
「水産関係」が最も多い約1億円。串本町では養殖クロマグロ700匹(9600万円)が死んだほか、紀南各地で漁業関係施設の一部が破損したり、漁船が被害を受けたりした。
「林業関係」は印南町で塩害防止のために設けられている保安林を保護する防潮護岸が60メートルにわたって倒壊し5千万円の被害が出た。
「農作物等」は約800万円で、強風による被害が多かった。みなべ町や印南町ではパイプハウスが破損したほか、紀の川市や岩出市、御坊市などで、風で果実が擦れたり、野菜の苗が枯死したりした。
「農地・農業施設関係」は橋本市で水田のあぜや水路が壊れるなど600万円の被害があった。