和歌山県高校総体の卓球競技がこのほど、和歌山市と橋本市であり、学校対抗で田辺の男女がそれぞれ３位に入賞した。２２～２４日に京都府で開かれる近畿大会に出場する。


　学校対抗の男子の部には２９校が出場。田辺男子は１回戦で日高、２回戦で和歌山北に勝ち、準々決勝で３―２で桐蔭に勝った。準決勝で和歌山商業に０―３で敗れ、３位に入った。田辺男子の仲啓志主将（３年）は「１年生のやる気がチーム全体のモチベーションの向上につながっている。この勢いで近畿では初戦突破が目標」と意気込んだ。

　学校対抗の女子の部には１８校が出場した。田辺女子は１回戦は不戦勝、準々決勝で日高に３―０で勝ち、準決勝で粉河に１―３で敗れ、３位に入った。田辺女子の出嶋彩那主将（３年）は「チームは明るく仲が良くて、雰囲気も良い。近畿出場が決まってホッとした」と話した。

　個人種目で田辺・西牟婁からは、男子ダブルスで田辺３年の仲啓志・鈴木航亮組がベスト８、男子シングルスで田辺２年の岡本璃久君がベスト１６に入った。女子ダブルスは田辺の城本楓（２年）・田所明日花（１年）組と石井希穂（３年）・寺本香月（２年）組、神島３年の神谷茉莉花・冨家聖莉奈組がベスト１６。女子シングルスでは、田辺の石井さん、神島の神谷さんがベスト１６に入った。いずれも近畿に出場する。

　そのほか、田辺・西牟婁の出身者では、男子学校対抗で優勝した和歌山商業の加藤環汰君（２年）＝高雄中出身、女子学校対抗で優勝した粉河の伊藤椛琳さん（２年）＝上秋津中出身＝がメンバーに入り、近畿大会に出場する。

　田辺男女の団体メンバーは次の皆さん。

　男子＝仲啓志、澤田一輝、貴元大葵、鈴木航亮（以上３年）、山田雄毅、岡本璃久、中山悠大（以上２年）、玉置智矢（１年）

　女子＝石井希穂、出嶋彩那（以上３年）、吉村悠衣、寺本香月、城本楓（以上２年）、井元碧、田所明日花、丸笹愛実（以上１年）