和歌山県和歌山市で１０月２１日、大相撲和歌山場所秋巡業が開催される。県内の巡業は２０１６年以来７年ぶりとなる。

　テレビ和歌山の開局５０周年記念イベントとして、同社や春日野部屋和歌山後援会でつくる「大相撲和歌山場所実行委員会」（会長＝尾崎要二県議）が主催する。県や県教育委員会、県体育協会など後援。

　会場は和歌山市手平２丁目の「和歌山ビッグホエール」。午前９時から、公開稽古や幕下の取組などがあり、午後２時から幕内の取組がある。３時に終了の予定。

　料金は「１階タマリ席」が記念座布団付きで１万６千円、「２階イスＣ席」が５千円など、席種によって異なる。チケット販売は７月１６日午前１０時～午後５時に「特別先行販売専用ダイヤル」（０７３・４５６・００６１）で受け付ける。その後は、１７日正午から「ローソンチケット」で販売する。

　実行委の会長を務める尾崎県議（海南市・海草郡選出）と、副会長の大越康臣・テレビ和歌山社長、御坊市出身で日本相撲協会委員の岩友親方（元木村山）が和歌山市で記者会見を開いて発表した。

　岩友親方は巡業の魅力について「テレビで見るのとは違う雰囲気を間近で感じられること」と言い、尾崎会長は「相撲の迫力を感じてもらい、頑張ろうと思ってもらうことで、和歌山の元気につながってほしい」と話した。

　問い合わせは実行委のテレビ和歌山営業部（０７３・４５５・５７２１）へ。