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すさみ町ダブル選挙が告示 町長は無投票再選、町議は定数9に11人

 任期満了に伴う和歌山県すさみ町の町長選と町議選が18日、告示された。町長選に立候補したのは4選を目指す現職で無所属の岩田勉氏(73)=自民党県連推薦=のみで、無投票当選した。定数9の町議選には11人が立候補した。投票日は23日で、即日開票される。 


 町長選の無投票は1987年12月以来35年4カ月ぶり。町内では人口減少や少子高齢化が進んでおり、町をいかにして活性化させていくかが課題となっている。

 岩田氏は昨年9月の町議会で立候補の意思を表明。最先端の技術を活用した未来志向の町づくりを進めるとし、通信インフラ(広域Wi―Fi)を町内全域で利用できるよう整備することなどを公約に掲げている。

 町議の定数は人口減少などを理由に今回から1減の9となった。現職8人、元職1人、新顔2人の11人が立候補。党派別では、共産1人、無所属10人となっている。

 町議選は23日午前7時から午後6時まで、町内15カ所で投票を受け付ける。期日前投票は19~22日午前8時半~午後8時、同町周参見の町避難ビルで受け付ける。

 開票作業は23日午後8時から、同町周参見の町総合センターで始まる。

 17日現在の選挙人名簿登録者数は3275(男1553、女1722)人。

 18日はこのほか、九度山、高野、紀美野、湯浅の各町議選が告示された。いずれも投開票は23日。

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