食と農園科の実習棟完成 南部高校、地域産業担う人材育成へ
和歌山県みなべ町芝の南部高校で4日、2学期から食と農園科の学習で使い始めている新実習棟の完成披露会があった。専門的な実習体験ができる環境で、地域産業を担う人材を育てる。
同科は2017年度に新設。世界農業遺産や南高梅など、地域農業の特色を生かした教育を行い、地域産業を持続的に継承・発展させることができる人材の育成を目的とする。園芸、加工流通、食文化探究の3コースあり、農産物生産、加工や調理、流通・販売と、地域の農産物を生かした6次産業化を学ぶ。
新実習棟は農場敷地内にあり、紀州材を使った木造2階建て。延べ床面積は1661平方メートル。1階には販売実習室やアイスクリーム実習室、製パン実習室、ジャム加工実習室、梅加工実習室など、2階には製菓実習室、調理実習室、多目的教室などがある。
学校で栽培した果物、野菜などの販売だけでなく、それらを材料に加工、調理したパンやクッキー、ジャムなど加工品も販売。カフェのようにその場で飲食もできるように計画している。
披露会で浜野仁孝校長は関係者に感謝し「地域産業を担う若きスペシャリストを育成する学科として、地域に根差し、地域貢献できるよう努力していく」と述べた。生徒を代表し、食と農園科1期生で農業クラブ会長の3年生、日野岡真季さんは「商品開発やここでしかできない体験を積んでいきたい。食と農園科の魅力を発信したい」とあいさつした。
■26日に南高マーケット
新実習棟完成に伴い、26日午前9時半~11時半、生徒たちが作った加工品などを販売する「南高マーケット」を開く。販売品は菓子(クッキー、マフィンなど)、食パン、うめシロップ、アイスクリーム、コーヒー、うめジュース、野菜苗、野菜などを予定している。
同科は2017年度に新設。世界農業遺産や南高梅など、地域農業の特色を生かした教育を行い、地域産業を持続的に継承・発展させることができる人材の育成を目的とする。園芸、加工流通、食文化探究の3コースあり、農産物生産、加工や調理、流通・販売と、地域の農産物を生かした6次産業化を学ぶ。
新実習棟は農場敷地内にあり、紀州材を使った木造2階建て。延べ床面積は1661平方メートル。1階には販売実習室やアイスクリーム実習室、製パン実習室、ジャム加工実習室、梅加工実習室など、2階には製菓実習室、調理実習室、多目的教室などがある。
学校で栽培した果物、野菜などの販売だけでなく、それらを材料に加工、調理したパンやクッキー、ジャムなど加工品も販売。カフェのようにその場で飲食もできるように計画している。
披露会で浜野仁孝校長は関係者に感謝し「地域産業を担う若きスペシャリストを育成する学科として、地域に根差し、地域貢献できるよう努力していく」と述べた。生徒を代表し、食と農園科1期生で農業クラブ会長の3年生、日野岡真季さんは「商品開発やここでしかできない体験を積んでいきたい。食と農園科の魅力を発信したい」とあいさつした。
■26日に南高マーケット
新実習棟完成に伴い、26日午前9時半~11時半、生徒たちが作った加工品などを販売する「南高マーケット」を開く。販売品は菓子(クッキー、マフィンなど)、食パン、うめシロップ、アイスクリーム、コーヒー、うめジュース、野菜苗、野菜などを予定している。