補助金不正受給で第三者委設置 古座川町
和歌山県古座川町は3日、昨年度発注した町道改良工事で未完成だったにもかかわらず、工事請負代金約3700万円を支払い、不適切な処理で国の補助金約2200万円を受け取っていた問題で、原因究明と再発防止を目的に今月上旬、第三者委員会を設置すると発表した。委員は弁護士ら5人以内を予定している。
西前啓市町長、仲本耕士副町長らが町役場で記者会見を開き、謝罪した後、これまでの経過を説明した。
委員会は年内を目標に結論を出す予定。西前町長は今回の問題について「厳しく受け止めている」と述べ、自身や担当職員らの責任の取り方については、委員会の結果を受け、早い時期に考えていきたいと述べた。
問題となっている工事は、同町潤野の大柳高瀬線。工期は昨年10月~今年3月だったが、工事が完了したのは6月だった。担当課は、今回の問題が発生した原因について、工事進捗(しんちょく)状況の把握不足や業者の人員不足などを挙げている。現在は県を通して国に状況を報告し、判断を待っている状態だが、補助金は全額返還になる可能性が高いという。
この問題は9月19日に開かれた町議会9月定例会の2018年度一般会計決算の審議で発覚。町議会は決算を賛成少数で不認定とした。
西前啓市町長、仲本耕士副町長らが町役場で記者会見を開き、謝罪した後、これまでの経過を説明した。
委員会は年内を目標に結論を出す予定。西前町長は今回の問題について「厳しく受け止めている」と述べ、自身や担当職員らの責任の取り方については、委員会の結果を受け、早い時期に考えていきたいと述べた。
問題となっている工事は、同町潤野の大柳高瀬線。工期は昨年10月~今年3月だったが、工事が完了したのは6月だった。担当課は、今回の問題が発生した原因について、工事進捗(しんちょく)状況の把握不足や業者の人員不足などを挙げている。現在は県を通して国に状況を報告し、判断を待っている状態だが、補助金は全額返還になる可能性が高いという。
この問題は9月19日に開かれた町議会9月定例会の2018年度一般会計決算の審議で発覚。町議会は決算を賛成少数で不認定とした。