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大阪マラソンで梅干し配布 アスリートに機能性アピール

大阪マラソンの関連イベントで梅をPRする「紀州田辺うめ振興協議会」のメンバー(大阪市で)
大阪マラソンの関連イベントで梅をPRする「紀州田辺うめ振興協議会」のメンバー(大阪市で)
 和歌山県田辺市とJA紀南でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」は、このほど開催された「大阪マラソン2023」(大阪府など主催)に、アスリート向け梅干し「ウメパワプラス」を提供。疲労回復など梅の機能性をアピールした。

 梅干しに含まれるクエン酸は、疲労物質の発生を抑える作用があるとされる。それを生かしたアスリート向けの梅製品として、田辺市やみなべ町など6市町と関係団体でつくる「紀州梅の会」と県が2013年、ウメパワプラスを開発した。梅の主力品種「南高」の種を抜いて個別包装しており、走りながら口に入れることができる。

 大阪マラソンでのPR活動は、15年度から続けている。コロナ禍のため、今回は3年ぶりの訪問となった。

 乾燥タイプのウメパワプラス(塩分16%)を1万個用意。コースの27キロ地点でランナーに配布した。「ポケットに入れて走ることができるので便利」といった声があり、好評だったという。

 大会直前にあった関連イベントの会場にも田辺市やJA紀南の職員が出向き、ウメパワプラスのほか、梅干しやグミ、ドライフルーツなどの加工品を販売。梅の産地をPRした。

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