浅い海にリュウグウノツカイ 白浜で見つかる
和歌山県白浜町古賀浦にある、近畿大学発のベンチャー企業「アーマリン近大」白浜事業所(白浜町)のマダイ稚魚のいけす近くで17日、深海魚「リュウグウノツカイ」が泳いでいるのを社員が見つけた。社員らは「こんな水深の浅い海を泳いでいるとは」と驚いている。
全長は約25センチ。体に傷があり、見つけた時には既に弱った状態だったという。18日に県立自然博物館(海南市船尾)に寄贈した。
同館によると、見つかった個体は幼魚とみられる。リュウグウノツカイは細長い白銀色の体と赤い背びれが特徴。成魚は最大で8メートルほどになり、沖合の中深海層に生息する。生まれてすぐは表層を漂い、成長とともに深場へ移動するとみられている。
全長は約25センチ。体に傷があり、見つけた時には既に弱った状態だったという。18日に県立自然博物館(海南市船尾)に寄贈した。
同館によると、見つかった個体は幼魚とみられる。リュウグウノツカイは細長い白銀色の体と赤い背びれが特徴。成魚は最大で8メートルほどになり、沖合の中深海層に生息する。生まれてすぐは表層を漂い、成長とともに深場へ移動するとみられている。