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白浜空港―東牟婁が千円 1~3月のリムジンバス

南紀白浜空港と新宮・東牟婁を結ぶリムジンバス(和歌山県白浜町で)
南紀白浜空港と新宮・東牟婁を結ぶリムジンバス(和歌山県白浜町で)
 熊野御坊南海バス(和歌山県新宮市)は17日から3月16日まで、白浜町の南紀白浜空港と新宮・東牟婁を結ぶリムジンバスの片道運賃を千円にする。認知度を高める狙いがある。


 昨年度に続く取り組み。通常運賃は1800~3200円。JR新宮、紀伊勝浦、太地、串本の各駅などに停留する。日本航空が南紀白浜―羽田(東京)で運航する定期便のうち朝、夕の往復に合わせて1日に2往復している。空港発は降車だけ、新宮駅発は乗車だけ利用できる。

 熊野御坊南海バスによると、昨秋以降は観光客を中心に利用が増えてきている。このタイミングに合わせ、地域に欠かせない交通手段として定着させたいと考えている。期間中は、乗車時に運賃を支払う。予約は不要。


■白浜―羽田の利用増へ 周知に力

 白浜空港を運営する南紀白浜エアポートは、日航の南紀白浜―羽田線の利用を改めて呼びかけている。

 2月の1カ月間に、臨時便として1往復増えるのに合わせた取り組み。臨時便は午前8時20分白浜発、午後5時半羽田発の2便。白浜から乗る人たちにとっては、東京での滞在時間が延びて使い勝手の良いダイヤだとPRしている。

 エアポート社では、県南部や三重県南部の自治体や企業、団体を回り、白浜発の日航便の強みを紹介している。早期の予約で割安になる運賃も併せて伝え「安くて早い」とうたっている。担当者は「地元の利用を増やし、定期便化につなげたい」と話している。

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