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和歌山県が7年連続日本一 21年産ミカン産出額

選果機にかけられる温州ミカン(和歌山県田辺市で)
選果機にかけられる温州ミカン(和歌山県田辺市で)
 和歌山県は、2021年に県内で生産されたミカンの産出額は278億円で、7年連続で日本一になったと発表した。

 産出額は販売単価(1キロ当たり)から流通に関係する経費を除いた額と、生産量を掛け合わせて算出している。

 京浜、京浜衛星、名古屋、京阪神の四大市場平均の販売単価は前年産より16円上昇し258円。生産量は18年連続全国一の14万7800トンとなったが、裏年回りで前年産より1万9300トン減った。このため、産出額は14億円減少した。

 産出額の2位は愛媛県の271億円、3位は静岡県の230億円だった。

 県は15年度からJAグループと連携し、光センサー選果機を利用して糖度を確保する厳選出荷に取り組んでいる。県は「今後も高品質生産を推進し、産出額1位を維持していきたい」としている。

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