田辺市本宮町の熊野本宮観光協会は１６日、熊野地方の伝説にちなむ「三体月」の観賞会を開く。参加申し込みを受け付けている。先着２０人。無料。

　山から昇る下弦の月が三つに見える、という伝説に基づく恒例の行事。

　午後１１時に本宮町本宮の世界遺産熊野本宮館を出発し、主催者が用意するバスで大日山へ向かう。到着後は星空を観賞し、三体月の出現を待つ。１７日午前１時半ごろに熊野本宮館で解散する。問い合わせは熊野本宮観光協会（０７３５・４２・０７３５）へ。