【動画】トルコの民族衣装貸し出し ロケット観光見据え串本の文化協会
和歌山県串本町と強い絆で結ばれたトルコの文化を発信している町トルコ文化協会(二河田香織代表)が19日から、同町樫野に開設している「トルコ文化センター」で、民族衣装の貸し出しを始める。来年2月末ごろの初号機打ち上げを目指している民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」(串本町田原)を追い風とする観光客増も見込んだ企画。協会は「トルコの文化に触れ、興味を持ってもらいたい」と呼びかけている。
トルコ文化センターがある同町樫野の沖では1890年9月、オスマン・トルコ皇帝から日本へ派遣された親善使節団が乗った軍艦エルトゥールル号が遭難。特使のオスマン・パシャら587人が犠牲になったが、大島島民の懸命な救助活動で69人が助かった。このことが日本とトルコの国際交流の礎となっており、串本町では毎年、同町樫野にある慰霊碑の前で追悼式典が営まれている。
町トルコ文化協会は「トルコのことをもっと知りたいし、皆さんにも知ってほしい」という思いから、2001年4月に発足。現在の会員は串本町と古座川町の住民約20人で、追悼式典への参列や民族舞踊の披露、トルコ語講座や料理教室の開催など、さまざまな活動に取り組んでいる。
エ号の模型や遺品、写真などが展示されている「トルコ記念館」(同町樫野)のすぐ近くにあるトルコ文化センターは、18年9月にオープン。民芸品の展示やトルコチャイ、トルコ産ジュースの提供のほか、協会の会員が手作りした伝統手芸「オヤ」の販売などをしている。
協会では、ロケット打ち上げによる観光客増も見込み「民族衣装を着ることでトルコ文化に触れ、トルコに興味を持ってもらいたい」と衣装のレンタルを企画。協会の会員が民族舞踊でよく着る「シリフケ」という地方の衣装(女性用2着、男性用1着で、大人用のみ)を用意しており、センターで着替えをし、トルコ記念館から樫野埼灯台の間を散策してもらう。費用は1人1回500円で、トルコチャイ1杯もプレゼント。事前申し込みは不要。
二河田代表(46)は「ロケットの打ち上げが来年2月と近づいており、観光客が増えることも見込んで新たな試みを企画した。民族衣装を着てこのエルトゥールル通りを歩くことでトルコの文化に触れ、楽しんでいただければ」と話している。
センターは基本的に土日曜・祝日の午前10時~午後3時に開館しており、入館は無料。開館日はフェイスブックなど協会の交流サイト(SNS)で確認できる。
トルコ文化センターがある同町樫野の沖では1890年9月、オスマン・トルコ皇帝から日本へ派遣された親善使節団が乗った軍艦エルトゥールル号が遭難。特使のオスマン・パシャら587人が犠牲になったが、大島島民の懸命な救助活動で69人が助かった。このことが日本とトルコの国際交流の礎となっており、串本町では毎年、同町樫野にある慰霊碑の前で追悼式典が営まれている。
町トルコ文化協会は「トルコのことをもっと知りたいし、皆さんにも知ってほしい」という思いから、2001年4月に発足。現在の会員は串本町と古座川町の住民約20人で、追悼式典への参列や民族舞踊の披露、トルコ語講座や料理教室の開催など、さまざまな活動に取り組んでいる。
エ号の模型や遺品、写真などが展示されている「トルコ記念館」(同町樫野)のすぐ近くにあるトルコ文化センターは、18年9月にオープン。民芸品の展示やトルコチャイ、トルコ産ジュースの提供のほか、協会の会員が手作りした伝統手芸「オヤ」の販売などをしている。
協会では、ロケット打ち上げによる観光客増も見込み「民族衣装を着ることでトルコ文化に触れ、トルコに興味を持ってもらいたい」と衣装のレンタルを企画。協会の会員が民族舞踊でよく着る「シリフケ」という地方の衣装(女性用2着、男性用1着で、大人用のみ)を用意しており、センターで着替えをし、トルコ記念館から樫野埼灯台の間を散策してもらう。費用は1人1回500円で、トルコチャイ1杯もプレゼント。事前申し込みは不要。
二河田代表(46)は「ロケットの打ち上げが来年2月と近づいており、観光客が増えることも見込んで新たな試みを企画した。民族衣装を着てこのエルトゥールル通りを歩くことでトルコの文化に触れ、楽しんでいただければ」と話している。
センターは基本的に土日曜・祝日の午前10時~午後3時に開館しており、入館は無料。開館日はフェイスブックなど協会の交流サイト(SNS)で確認できる。