ヤギのチーズで銀と銅 ダルさん、生産2年目で全国入賞
イタリア人のダル・ジョバンニさん(44)が和歌山県田辺市上野でヤギを飼い、そのミルクで手作りしているチーズのうち2種類が、国産ナチュラルチーズの全国コンテスト「ジャパンチーズアワード2022」で銀賞と銅賞を受賞した。チーズを作り始めて2年目での快挙に、ダルさんは「とても光栄。可能な限りナチュラルな製法でチーズを作り、上野からおいしい物を発信していきたい」と意気込んでいる。
自家栽培のサンショウの実で作ったジャムをチーズの中に入れ込んだ「Kumano Sansho」がオープンカテゴリー部門で銀賞、自家栽培のホップをまぶした「Kumano Hop IPA」がソフト/バラエティ部門で銅賞に選ばれた。
同コンテストはNPOチーズプロフェッショナル協会(東京都)が2014年から2年に1回開いている。今回は23部門に全国109の工房から計311点が出品され、グランプリ2点、最優秀部門賞22点、金賞27点、銀賞80点、銅賞101点を選んだ。
ダルさんは妻の水野ゆたかさん(47)と共に上野の耕作放棄地だった梅畑を開墾し、ワイン用のブドウを育ててきた。ヤギはペットとしてや畑の除草のために飼い始めたが、北海道に住むイタリア人のチーズ職人に作り方を教わり、昨年1月からチーズを作り始めた。
現在26匹を飼っており、ヤギの世話と搾乳は夫婦で、チーズ作りはダルさんが担当。受賞した2品のほか、カチョッタチーズやカマンベールチーズ、ペースト状のクリームチーズなど、さまざまな味わいのチーズを作っている。
ダルさんが上野で営んでいるカフェレストラン兼ゲストハウスで直売しているほか、同市稲成町の「よってって」やインターネットでも販売している。
よってってでの販売価格は「Sansho」「Hop IPA」とも100グラム当たり千円。クリームチーズは150グラム入りで800円。
問い合わせは、ダルさん(080・8511・6450)へ。ネット通販のアドレスはhttps://www.balsamicojam-nankiwakayama.com/shop
自家栽培のサンショウの実で作ったジャムをチーズの中に入れ込んだ「Kumano Sansho」がオープンカテゴリー部門で銀賞、自家栽培のホップをまぶした「Kumano Hop IPA」がソフト/バラエティ部門で銅賞に選ばれた。
同コンテストはNPOチーズプロフェッショナル協会(東京都)が2014年から2年に1回開いている。今回は23部門に全国109の工房から計311点が出品され、グランプリ2点、最優秀部門賞22点、金賞27点、銀賞80点、銅賞101点を選んだ。
ダルさんは妻の水野ゆたかさん(47)と共に上野の耕作放棄地だった梅畑を開墾し、ワイン用のブドウを育ててきた。ヤギはペットとしてや畑の除草のために飼い始めたが、北海道に住むイタリア人のチーズ職人に作り方を教わり、昨年1月からチーズを作り始めた。
現在26匹を飼っており、ヤギの世話と搾乳は夫婦で、チーズ作りはダルさんが担当。受賞した2品のほか、カチョッタチーズやカマンベールチーズ、ペースト状のクリームチーズなど、さまざまな味わいのチーズを作っている。
ダルさんが上野で営んでいるカフェレストラン兼ゲストハウスで直売しているほか、同市稲成町の「よってって」やインターネットでも販売している。
よってってでの販売価格は「Sansho」「Hop IPA」とも100グラム当たり千円。クリームチーズは150グラム入りで800円。
問い合わせは、ダルさん(080・8511・6450)へ。ネット通販のアドレスはhttps://www.balsamicojam-nankiwakayama.com/shop