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白良浜の海水浴客29万人 昨年より12万人増

海水浴客でにぎわう白良浜(今年7月、和歌山県白浜町で)
海水浴客でにぎわう白良浜(今年7月、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町は5日、白良浜を訪れた今季(5月3日~8月31日)の海水浴客が29万2945人だったと発表した。3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限がなく、天候に恵まれたこともあり、昨年より12万1009人増加した。


 コロナの影響で落ち込んだ経済を回復させようと、町などは今季、6年ぶりに「本州で一番早い海開き」を開催。更衣室を設けないなどコロナ対策を取りながら、「早い夏、長い夏」をキャッチフレーズに海水浴場を約4カ月開設した。

 町によると、19年まで海水浴客は40万人を超えていたが、コロナの影響で20年は約15万2千人にまで減少。21年は前年比約2万人増の約17万2千人だった。

 今季最も海水浴客が多かった日は、7月17日の2万1500人。次いで8月7日の1万4千人、7月31日の1万3千人だった。

 井澗誠町長は「今シーズンは目標が30万人だったので、少し足りなかったが、結果には満足している」と話した。

 町内にある他の海水浴場の客数は、江津良が2万2295人、臨海浦が1万47人、椿が1807人だった。開設期間はいずれも7月16日~8月31日。

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