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化石のクリーニングに挑戦 ジオセンター、レプリカ作りも

貝の化石をクリーニングする子どもたち(和歌山県串本町潮岬で)
貝の化石をクリーニングする子どもたち(和歌山県串本町潮岬で)
 和歌山県串本町潮岬にある南紀熊野ジオパークセンターで27日、貝の化石をクリーニングしたり、レプリカを作ったりするイベントがあった。

 潮岬のミュージック・カフェ・スタジオ・ネイバーフッドが主催する「わくわく地学探検隊」の一環。講師は、同町串本の化石収集家、左向幸雄さん(69)とジオパークセンターの福村成哉副主査研究員(32)が務めた。

 参加した小学生ら12人は、左向さんが用意した貝の化石をハンマーやチスと呼ばれる道具を使ってきれいに削った。古座川町で採れた泥岩を研磨して、中がどのようになっているかも調べた。

 この他、シリコン粘土を使って貝の化石のレプリカ作りにも挑戦した。

 初めて体験したという橋杭小学校2年の岡田将君(8)は「ホタテ貝の化石を削って楽しかった。今度は自分で化石を探しに行きたい」と話した。

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