愛らしい紫色の花をつけたフジ(和歌山県田辺市上秋津で)
和歌山県田辺市上秋津の愛須文夫さん(72)方で、鉢植えのフジが季節外れの花を咲かせ、近所の住民を楽しませている。
愛須さんによると、2日に枯れた葉をちぎるなど手入れをしたところ、10日にはポツポツと芽のようなものが出てきて、17日に見たときに花が咲いていたという。
フジは高さ約80センチ、数個の花穂を垂らし、つぼみも見られる。県立自然博物館によると、フジの花芽は夏にできており、剪定(せんてい)の仕方や時期によって栄養が回り、開花することがあるという。