和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

ナイター戦と花火楽しむ 和歌山FBの試合に300人

田辺スポーツパーク野球場の右翼後方から打ち上がった花火(11日、和歌山県田辺市上の山1丁目で)
田辺スポーツパーク野球場の右翼後方から打ち上がった花火(11日、和歌山県田辺市上の山1丁目で)
 野球・さわかみ関西独立リーグの和歌山ファイティングバーズ(FB)は11日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場であった公式戦で花火を打ち上げた。約300人が来場し、ナイターと花火を楽しんだ。

 コロナ禍で催しなどが少なかったため、多くの観客に楽しんでもらうと同時に、FBを広く知ってもらおうと企画。無料で球場を開放した。

 この日の試合はFB―06ブルズ。9回裏を終わって2―2で延長戦に入る前の午後7時50分ごろから約2分半、野球場と陸上競技場の間にある広場から75発花火を打ち上げた。観客らは、右翼の後方から上がった花火に大喜びした。

 ものまね芸人のプリティ長嶋さん、リトル清原さんによる始球式やパフォーマンスもあった。FBは10回表、ブルズに1点を勝ち越され、2―3で敗れた。

 田辺市江川の会社員、亀田旭洋さん(43)は、妻と子ども2人の4人で来場。「子どもたちが野球に触れるきっかけになり、花火も楽しめた」と喜んだ。

 19日午後5時から田辺スポーツパークであるFBのホーム試合でも花火を打ち上げる。入場は無料。

 FBのゼネラルマネジャーで田辺市出身の元プロ野球選手、濱中治さん(43)は「選手たちの必死さが伝わり、多くの観客の前でプレーすることの大切さをあらためて感じた。19日も多くの人に来てもらいたいし、こんな企画を続けていきたい」と話した。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ