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「候補者擁立厳しい」 参院選で立憲民主和歌山県連

 立憲民主党県総支部連合会は5日、和歌山市で定期大会を開き、今夏の参院選和歌山選挙区(改選1)への候補者擁立は難しいとの見通しを示した。大会後、党の逢坂誠二代表代行は報道陣の取材に「可能であれば擁立したいが、現状は厳しい。県連代表とも相談しながら諦めずに取り組んでいきたい」と話した。

 大会では、新代表に和歌山市議の山本忠相氏を選んだ。任期は2年。2018年12月の県連発足以来、代表を務めてきた谷口和樹県議(田辺市選出)は、昨年12月に代表の辞任届を提出。以来、幹事長だった山本氏が代表代行を務めてきた。

 大会冒頭で山本氏は「保守王国和歌山で、立憲民主党の旗を掲げ続けることは、非常に風当たりがきついが、旗を下げることのないように活動を続けたい」とあいさつ。谷口氏は前の参院選と衆院選について「力及ばず、自分の責任」と話した。

 大会ではこのほか、参院選は比例代表に全力を挙げること、来年の統一地方選挙で各選挙での候補者擁立を目指すことなどを確認した。

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