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共産党の前氏が立候補表明 次期参院選和歌山選挙区

次期参院選和歌山選挙区に、共産党から立候補すると表明する前久氏(左)=18日、和歌山県庁で
次期参院選和歌山選挙区に、共産党から立候補すると表明する前久氏(左)=18日、和歌山県庁で
 共産党和歌山県委員会は18日、和歌山市で記者会見を開き、今夏に予定される参院選和歌山選挙区に党県常任委員の新顔前久氏(65)=和歌山市楠見中=を擁立すると発表した。

 前氏は古座川町出身。1992年と95年に参院選和歌山選挙区に立候補したが落選。2019年の参院選にも立候補を表明していたが、県内の野党が別の候補に支援を一本化したため、取りやめた。

 前氏は会見で「今度は私が野党統一候補として頑張れるよう努力したい」と言い、賃金引き上げや社会保障充実、教育予算の増額、消費税の5%への引き下げ、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)のストップなどを訴えた。

 次期参院選では、自民現職の鶴保庸介氏が改選を迎えるほか、新顔の遠西愛美氏が「NHK受信料を支払わない国民を守る党」公認で立候補を表明している。

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