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全日本カヌーマラソンで優勝 白浜町出身の栗原選手

練習に励む武庫川女子大の栗原萌衣選手(本人提供)
練習に励む武庫川女子大の栗原萌衣選手(本人提供)
 和歌山県白浜町出身で、武庫川女子大学4年の栗原萌衣選手(21)が、このほど京都府京丹後市で開かれた全日本カヌーマラソン選手権大会のシニア・U23(23歳以下)・全日本学生の部女子カヤックシングル9000メートルで、45分54秒22を記録して優勝した。

 大会は海外派遣選手の選考会と、全日本学生長距離選手権大会を兼ねて京丹後市の久美浜湾カヌー競技場で開かれた。

 栗原選手は女子カヤックペア9000メートルにも出場し、同じ大学の選手とペアを組んで2位だった。普段はコースの距離が200~1000メートルのカヌースプリントを主体にしているといい「カヌーマラソンは別競技。最後は気持ちでこいだ」と、レースを振り返った。

 白浜町の富田中学校では柔道部。神島高校でカヌー部に入り、武庫川女子大に進学して強豪のカヌー部で仲間と共に鍛錬を重ねた。現在は副主将を務める。

 カヌーマラソンの大会にも出場している。昨年9~10月には、ルーマニアで開かれた世界カヌーマラソン選手権大会に日本代表で出場した。

 今大会の優勝で国際大会の出場権を得たが、カヌースプリントの国体近畿ブロック予選と日程が重なっており、国体予選を優先するという。

 栗原選手は「カヌーマラソンでの優勝は、スプリントに向けての自信につながった。国体では近畿ブロックを勝ち抜いて本大会に出場したい」と話している。

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