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「串本まつり」3年連続中止 「河内祭の夕べ」も

夜空や海を染める花火(2018年の「串本まつり」で)
夜空や海を染める花火(2018年の「串本まつり」で)
 串本町は26日、新型コロナウイルスの情勢を考慮し、例年7月中旬開催の「JAPANビルフィッシュトーナメントin串本」と、同月下旬の「河内祭(こうちまつり)」に合わせて開いている「熊野水軍古座河内祭の夕べ」、8月上旬の「串本まつり」の中止が決まったと発表した。花火大会も含めた中止で、コロナ禍での取りやめは2020年以来3年連続となる。

 町産業課によると、いずれのイベントも実行委員会の主催で町が事務局や後援として関わっている。ビルフィッシュトーナメントは同町の近海を舞台にしたカジキ釣り大会で、河内祭の夕べは河内祭の本宮の夕方から、古座川河口の古座漁港広場に出店が並んだり、花火を打ち上げたりしてきた。

 串本まつりは例年8月の第1土日曜に開催。「串本節おどり」や串本漁港からの花火の打ち上げ、ビンゴゲーム大会といったイベントなどがあり大勢でにぎわってきた。

 同課は「花火大会ということで夜間の開催もあり、感染防止の安全対策をきちんと順守した上での開催が難しいと判断した。夏の風物詩として開催を心待ちにされていた方には誠に申し訳ないが、町民の皆さまの安全のため、ご理解をお願いしたい」と話している。

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