借り物競走で、手をつないでゴールを目指す生徒たち(22日、和歌山県田辺市鮎川の大塔中学校で)
和歌山県田辺市鮎川の大塔中学校で22日、体育祭があった。汗ばむ陽気となったこともあり、ほとんどの生徒がマスクなしで競技に臨んだ。
学校によると、以前から「体育の授業など状況によってはマスクは着けなくてもよい」と指導していた。
生徒たちは、借り物競走や障害物競走、陣取りゲームなど、自分たちで考えたという競技を楽しんだ。
3年生で生徒会長の畑口紗希さん(14)は「『初夏の大冒険』というスローガンにぴったりの天気になってよかった。過去2年と比べて、マスクをしている生徒はかなり少ない。皆が楽しく盛り上げてくれた」と喜んでいた。
政府は20日、一定の条件下で屋外のマスク着用を不要とする見解を示した。