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古座川の巨岩彩る ソメイヨシノが見頃に

桜の花に彩られた「古座川の一枚岩」(25日、和歌山県古座川町相瀬で)
桜の花に彩られた「古座川の一枚岩」(25日、和歌山県古座川町相瀬で)
 和歌山県古座川町相瀬にある国指定天然記念物「古座川の一枚岩」周辺のソメイヨシノが見頃を迎えている。開花にばらつきは大きいが、ほぼ満開になった木もあり、日本最大級といわれる巨岩が淡いピンク色の花びらに彩られている。

 約200本のソメイヨシノがあるという一枚岩周辺では25日現在、咲き始めのものもあるが、ほぼ満開の木もあって、花見を楽しむ人たちが訪れている。

 同日午前、趣味の動画撮影で訪れていた和歌山市の男性(68)は「ちょっと早いかと思ったが、この場所は満開になっていてちょうどよかった。古座川が好きで毎年訪れており、雄大な一枚岩と桜の共演がすてきだ」と笑顔を見せた。

 近くにある道の駅「一枚岩monolith(モノリス)」によると、今年は道の駅から約250メートル上流にある公衆トイレ近くの桜が18日ごろから咲き始め、すでにほぼ満開の状態。「日曜日ぐらいが一番の見頃で、来週いっぱいは楽しめるのではないか」と話している。

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