クマノザクラの苗木植える 古座川町で「小森川さくら祭り」
和歌山県古座川町小森川で21日、一般社団法人「樹木医甚兵衛」(矢倉寛之代表理事)が「小森川さくら祭り」を開いた。参加者は「クマノザクラの里」を目指し、苗木を植えるなどした。
矢倉代表理事(40)によると、住民が1人だけになった小森川の集落を守るとともに、外来の桜の影響を受けずクマノザクラの生育に適している場所だとして「小森川保存林」の整備に取り組んでいる。数年前から少しずつ苗木を植えているほか、研究展示などに活用するためのビジターセンターの建設も進めているという。
この日は県内外から、取り組みに賛同している約60人が参加。昨年の春に発芽して1~2メートルほどに成長した苗木50本を植え、獣害を防ぐためのカバーも取り付けた。餅投げなどもあった。
苗木を植えた新宮市の女性(71)は「クマノザクラの里になったらすてきだと思う。今日植えた苗木が元気に育ってほしい」と笑顔を見せた。
矢倉代表理事は「この集落全体がクマノザクラで埋め尽くされるようになればという思いで取り組んでいる。ビジターセンターの建設も進めており、応援していただけるとうれしい」と話していた。
矢倉代表理事(40)によると、住民が1人だけになった小森川の集落を守るとともに、外来の桜の影響を受けずクマノザクラの生育に適している場所だとして「小森川保存林」の整備に取り組んでいる。数年前から少しずつ苗木を植えているほか、研究展示などに活用するためのビジターセンターの建設も進めているという。
この日は県内外から、取り組みに賛同している約60人が参加。昨年の春に発芽して1~2メートルほどに成長した苗木50本を植え、獣害を防ぐためのカバーも取り付けた。餅投げなどもあった。
苗木を植えた新宮市の女性(71)は「クマノザクラの里になったらすてきだと思う。今日植えた苗木が元気に育ってほしい」と笑顔を見せた。
矢倉代表理事は「この集落全体がクマノザクラで埋め尽くされるようになればという思いで取り組んでいる。ビジターセンターの建設も進めており、応援していただけるとうれしい」と話していた。