フランスで和歌山梅酒販促 県輸出促進協や管理委
和歌山県農水産物・加工食品輸出促進協議会とGI和歌山梅酒管理委員会は、酒類の地理的表示「GI」に指定された「和歌山梅酒」の魅力を広め、ブランドの確立を図ろうとしている。フランスでこのほど行った販売促進活動を発表した。
GIは産地の特性を生かした産品について、地域ブランドを独占的に使用できる制度で、国税庁は2020年に和歌山梅酒を指定した。委員会には31社が加盟し、GI和歌山梅酒の認定商標数は92ある。
協議会と委員会は、2月にワインやアルコール飲料の見本市「ワイン・パリ」に和歌山梅酒のブースを初出展したり、パリのミシュラン一つ星レストランでイベントを開いたりした。
見本市の和歌山梅酒ブースには、有本農園(みなべ町)、筋本農園(同)、中田食品(田辺市)、中野BC(海南市)、平和酒造(同)、吉村秀雄商店(岩出市)の6社が、それぞれの和歌山梅酒を出品。新型コロナウイルスの影響で、事業者は渡航しなかったが、委託事業者などによってPRが行われた。
試飲など商品紹介やウェブ商談会があり、3日間で、ソムリエやシェフなど関係者約280人が来場した。
レストラン「ラ・ダム・ドゥ・ピック」のイベントには、輸入卸やワインなどの販売事業者、パリソムリエ協会長、ソムリエ、シェフなど29人が参加。フレンチメニューと合わせて6種類の梅酒を楽しんだ。和歌山梅酒ブランドのアンバサダー(PR大使)である、フランスのソムリエによるセミナーもあった。
来場者からは「シャンパンと梅酒のカクテルはとても素晴らしく、早速店で提供したい」(高級和食店)、「フランス人はAOC認証(原産地呼称)に慣れており、GI商品は多くを語らなくても品質を伝えることができる」(輸入卸業者)などの声があった。
協議会は「今回は和歌山梅酒ブランド化に向けたスタート。参加企業のフランスへの商流もできつつあり、今後もさらに広がるよう、アンバサダーと取り組みを展開していきたい」と話している。
GIは産地の特性を生かした産品について、地域ブランドを独占的に使用できる制度で、国税庁は2020年に和歌山梅酒を指定した。委員会には31社が加盟し、GI和歌山梅酒の認定商標数は92ある。
協議会と委員会は、2月にワインやアルコール飲料の見本市「ワイン・パリ」に和歌山梅酒のブースを初出展したり、パリのミシュラン一つ星レストランでイベントを開いたりした。
見本市の和歌山梅酒ブースには、有本農園(みなべ町)、筋本農園(同)、中田食品(田辺市)、中野BC(海南市)、平和酒造(同)、吉村秀雄商店(岩出市)の6社が、それぞれの和歌山梅酒を出品。新型コロナウイルスの影響で、事業者は渡航しなかったが、委託事業者などによってPRが行われた。
試飲など商品紹介やウェブ商談会があり、3日間で、ソムリエやシェフなど関係者約280人が来場した。
レストラン「ラ・ダム・ドゥ・ピック」のイベントには、輸入卸やワインなどの販売事業者、パリソムリエ協会長、ソムリエ、シェフなど29人が参加。フレンチメニューと合わせて6種類の梅酒を楽しんだ。和歌山梅酒ブランドのアンバサダー(PR大使)である、フランスのソムリエによるセミナーもあった。
来場者からは「シャンパンと梅酒のカクテルはとても素晴らしく、早速店で提供したい」(高級和食店)、「フランス人はAOC認証(原産地呼称)に慣れており、GI商品は多くを語らなくても品質を伝えることができる」(輸入卸業者)などの声があった。
協議会は「今回は和歌山梅酒ブランド化に向けたスタート。参加企業のフランスへの商流もできつつあり、今後もさらに広がるよう、アンバサダーと取り組みを展開していきたい」と話している。