和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

和歌山県でBA・2疑い初確認 男性2人、すでに回復

 和歌山県は11日、新型コロナウイルスの「オミクロン株」から派生した「BA・2」の感染者(疑い)が県内で初めて確認されたと発表した。県内在住の20代男性と40代男性。

 20代男性はクラスターの1人。2月10日に感染が判明し、重症化して入院した。40代男性は家族感染とみられ、25日に感染が判明、無症状で自宅療養した。現在は2人とも回復しているという。

 県が11日に発表した新規感染者は199人で前週の同じ曜日と比べ、33人少なかった。保健所管内別は和歌山市97人、橋本39人、岩出25人、新宮12人、海南8人、御坊7人、田辺6人、湯浅5人。

 新たなクラスターは4件。御坊管内の介護老人保健施設で5人、和歌山市の保育所で13人、橋本管内の高校で15人、中学校で17人の感染をそれぞれ確認した。
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