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休耕田対策でソバの種まき 田辺市龍神のNPO

畑での種まきの前に豊作を祈願するメンバー(和歌山県田辺市龍神村安井で)
畑での種まきの前に豊作を祈願するメンバー(和歌山県田辺市龍神村安井で)
 和歌山県田辺市龍神村でソバの栽培と加工販売に取り組んでいる「NPOええとこねっと龍神村」のメンバーは10日、龍神村安井の畑でソバの種をまき、豊作と安全の祈願もした。

 同NPOは、休耕田対策としてソバを栽培しているが、昨年は相次いだ台風により畑が浸水して収量が激減した。

 この日は安井にある畑で、今季初めての種まきをした。畑に祭壇を設けてメンバーが、無事に育って収穫できるように祈った。

 ソバを栽培する畑は宮代から甲斐ノ川まで点在し、今年は栽培面積が昨年より0・2ヘクタール多い約2ヘクタールになる。品種はヒタチアキソバ。種をまいて約1カ月後に開花するという。

 収穫したソバは毎年製粉、製麺して販売している。打ったそばは「そばと農園 和わく」(龍神村甲斐ノ川)でメニューとして提供。今年9月29日に「和わく」では、飲食物の販売などがあるイベント「そば祭り」を開く予定。

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