印南町にオンツツジの名所を さんぽ道の会が苗木追加植樹へ
和歌山県印南町稲原地域の活性化に取り組む地域づくり団体「稲原さんぽ道の会」が、同町印南原の山間部に季節の花を育てて咲かせてきた「段々花畑」を「オンツツジの郷(さと)」に改称した。1年前に実施したオンツツジの植樹を今月も予定しており、オンツツジの名所としての認知度向上を目指している。
稲原さんぽ道の会は、遊休農地を花畑として整備するなど地域の美化活動をしている。つづら折りの遊歩道がある段々花畑ではアジサイをメインに、シャクナゲやサツキなどを育ててきた。アジサイの季節などには観賞イベントを開いて住民交流の場にもなっている。
美化活動は、県が昨年度新設した助成事業「未来を彩る花の郷づくり事業」に採択された。助成を受けて昨年2月、オンツツジの名所を目指して苗木を植樹。助成事業創設を祝って仁坂吉伸知事をはじめ行政関係者、地元中学生らも参加して、150本を植えた。
本年度も事業に採択されたことから、23日に苗木100本を植樹する予定。準備を兼ねてこのほど、メンバーがシャクナゲなどを植えて園内を整えた。県内でも新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、当日は植樹イベントはしないことにし、住民有志でつくるメンバーで植える。1年前のオンツツジは樹高が1メートル前後に育っており、開花時季には花が楽しめるという。
地元外からの来訪を視野に、JR稲原駅前にある倉庫に「オンツツジの郷駅前案内所」を設置、道案内や問い合わせへの対応ができるようにした。現地までの道中にもメンバーが手がきした看板を設置する。
稲原さんぽ道の会のメンバーは「多くの人に参加してもらい植樹することで、稲原地域に関心を持ってもらいたいが、新型コロナで大々的にイベントを開くことができずに残念。ちょうど1年前に植えたオンツツジも楽しめるようになっており、個々に花を見に立ち寄ってもらいたい」と話している。
オンツツジやシャクナゲの見頃は4月前後。園の場所は、県道沿いにある「ふるさと産品所」から、山道を北西方向に1キロ弱入った所。メインの園地の手前に車両通行禁止の看板があり、そこからは徒歩で来場してもらえるよう呼び掛けている。
稲原さんぽ道の会は、遊休農地を花畑として整備するなど地域の美化活動をしている。つづら折りの遊歩道がある段々花畑ではアジサイをメインに、シャクナゲやサツキなどを育ててきた。アジサイの季節などには観賞イベントを開いて住民交流の場にもなっている。
美化活動は、県が昨年度新設した助成事業「未来を彩る花の郷づくり事業」に採択された。助成を受けて昨年2月、オンツツジの名所を目指して苗木を植樹。助成事業創設を祝って仁坂吉伸知事をはじめ行政関係者、地元中学生らも参加して、150本を植えた。
本年度も事業に採択されたことから、23日に苗木100本を植樹する予定。準備を兼ねてこのほど、メンバーがシャクナゲなどを植えて園内を整えた。県内でも新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、当日は植樹イベントはしないことにし、住民有志でつくるメンバーで植える。1年前のオンツツジは樹高が1メートル前後に育っており、開花時季には花が楽しめるという。
地元外からの来訪を視野に、JR稲原駅前にある倉庫に「オンツツジの郷駅前案内所」を設置、道案内や問い合わせへの対応ができるようにした。現地までの道中にもメンバーが手がきした看板を設置する。
稲原さんぽ道の会のメンバーは「多くの人に参加してもらい植樹することで、稲原地域に関心を持ってもらいたいが、新型コロナで大々的にイベントを開くことができずに残念。ちょうど1年前に植えたオンツツジも楽しめるようになっており、個々に花を見に立ち寄ってもらいたい」と話している。
オンツツジやシャクナゲの見頃は4月前後。園の場所は、県道沿いにある「ふるさと産品所」から、山道を北西方向に1キロ弱入った所。メインの園地の手前に車両通行禁止の看板があり、そこからは徒歩で来場してもらえるよう呼び掛けている。