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サッカーJ3「松本山雅FC」が合宿 串本で初

串本町教育委員会の鈴木一郎教育次長(右)からポンカンなどの贈呈を受ける松本山雅FCの名波浩監督=30日、和歌山県串本町サンゴ台で
串本町教育委員会の鈴木一郎教育次長(右)からポンカンなどの贈呈を受ける松本山雅FCの名波浩監督=30日、和歌山県串本町サンゴ台で
練習でボールを奪い合う松本山雅FCの選手たち
練習でボールを奪い合う松本山雅FCの選手たち
 長野県松本市などをホームタウンとするJリーグの「松本山雅FC」が30日から、和歌山県串本町サンゴ台の町総合運動公園多目的グラウンドでキャンプを始めた。同町でのキャンプは初めてで、2月11日までの予定。

 松本山雅FCは1965年に当時の長野県選抜を中心として結成された歴史あるチーム。現在の監督は、元日本代表MFとして知られる名波浩さん。21年シーズンはJ2に所属していたが、22年シーズンからはJ3でスタートする。チームによると、気候が温暖なことやトレーニングの環境が整っていることから串本をキャンプ地に選定。選手34人を含む総勢約50人が訪れたという。

 歓迎セレモニーでは、町教育委員会の鈴木一郎教育次長が「串本町は本州最南端にあり、温暖な気候で皆さんがトレーニングしていただくには最適な環境が整っていると思う。滞在期間中は一丸となってサポートしたい」とあいさつ。差し入れとして、同町特産のポンカンや町が災害備蓄水として製造している「なんたん水」、温州ミカンをチームに贈った。

 名波監督は報道陣の取材に「本州最南端という肩書通り、松本よりも非常に温暖でトレーニングしやすい環境だと思う。まずJ2に昇格するために一丸となってやりたいというのが大前提だが、チーム愛や郷土愛を持ってやっていきたい。串本では体力づくりや戦術的なベースづくりを重点的にやり、けが人が多少出てもという感じでメニューを組んでいるので、ハードなものになると思う」と意気込んでいた。

 新型コロナウイルスの感染防止対策のため練習は原則として一般非公開という。

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