ぴったりくっつくかな 串本でコバンザメの子ども展示
和歌山県串本町有田の串本海中公園センター水族館は、季節のイベントや珍しい生き物などをテーマに中身を入れ替えているトピックス水槽で「コバンザメの子ども」を展示している。1月末ごろまでの予定。
担当の吉田徹副館長(39)によると、昨年末ごろに地元の海で捕獲された個体で、全長20センチほど。頭部背面にある吸盤の形などからコバンザメと呼ばれているが、サメが軟骨魚類なのに対してこの魚は硬骨魚類のスズキ目であり、仲間どころか近縁ですらない。
おこぼれをもらうためにサメやクジラ、ウミガメなどにくっついて生活し、最大1メートルほどに成長する。水族館のトンネル水槽では大きなコバンザメがメジロザメなどにくっついた様子も見ることができるという。
吉田副館長は「吸盤の形やくっついた様子などを間近で観察していただければ」と話している。
問い合わせは同館(0735・62・1122)へ。
担当の吉田徹副館長(39)によると、昨年末ごろに地元の海で捕獲された個体で、全長20センチほど。頭部背面にある吸盤の形などからコバンザメと呼ばれているが、サメが軟骨魚類なのに対してこの魚は硬骨魚類のスズキ目であり、仲間どころか近縁ですらない。
おこぼれをもらうためにサメやクジラ、ウミガメなどにくっついて生活し、最大1メートルほどに成長する。水族館のトンネル水槽では大きなコバンザメがメジロザメなどにくっついた様子も見ることができるという。
吉田副館長は「吸盤の形やくっついた様子などを間近で観察していただければ」と話している。
問い合わせは同館(0735・62・1122)へ。