イルカも新成人を祝福 白浜町がレジャー施設で式典
和歌山県白浜町の成人式が4日、町内にあるレジャー施設「アドベンチャーワールド」であった。例年とは異なる会場での式典。振り袖やスーツ、はかま姿の新成人は、地元の友人らとの再会を喜び、施設で暮らす動物たちと写真を撮って楽しんだ。
町の成人式は例年、白浜会館で開いており、この施設では初めてとなった。新型コロナウイルスの影響で延期になった2020年度の式典会場を施設にする計画が一時あったことを踏まえ、町が改めて協力を求め、施設側が快諾した。井澗誠町長は「白浜を代表する場所で開催できたことは本当にありがたい」と喜んだ。20年度分は21年10月にオンライン方式で開いた。
式典は施設内の「ビッグオーシャン」であった。中学時代の恩師からのビデオレターのほか、事前告知のないイルカショーもあり、新成人が満喫していた。
新成人を代表して謝辞を述べた大学2年生の中本朱優さんは「とてもいい思い出になった」と笑顔で話した。
町によると、今年の対象者は234人。このうち156人とその家族229人が来園した。複数の新成人に話を聞くと「成人式の会場がアドベンチャーワールドになると聞いた時はうれしかった」という意見ばかりだった。
4月から消防士になるという南大智さんは「人に迷惑を掛けず、人を大切にする大人になりたい」。4月から田辺市内の美容室で働くことが決まっているという玉置洋夏さんは「(客の)望み通りにきれいにできる美容師になる」と決意を語った。
町の成人式は例年、白浜会館で開いており、この施設では初めてとなった。新型コロナウイルスの影響で延期になった2020年度の式典会場を施設にする計画が一時あったことを踏まえ、町が改めて協力を求め、施設側が快諾した。井澗誠町長は「白浜を代表する場所で開催できたことは本当にありがたい」と喜んだ。20年度分は21年10月にオンライン方式で開いた。
式典は施設内の「ビッグオーシャン」であった。中学時代の恩師からのビデオレターのほか、事前告知のないイルカショーもあり、新成人が満喫していた。
新成人を代表して謝辞を述べた大学2年生の中本朱優さんは「とてもいい思い出になった」と笑顔で話した。
町によると、今年の対象者は234人。このうち156人とその家族229人が来園した。複数の新成人に話を聞くと「成人式の会場がアドベンチャーワールドになると聞いた時はうれしかった」という意見ばかりだった。
4月から消防士になるという南大智さんは「人に迷惑を掛けず、人を大切にする大人になりたい」。4月から田辺市内の美容室で働くことが決まっているという玉置洋夏さんは「(客の)望み通りにきれいにできる美容師になる」と決意を語った。