ゆず湯を楽しむ入湯客(22日、和歌山県田辺市龍神村龍神で)
冬至の22日、和歌山県田辺市龍神村龍神の「龍神温泉元湯」は湯船にユズを浮かべた。
一年で昼が最も短い冬至に、ゆず湯につかると風邪をひかないといわれる。元湯ではこの日、龍神村産のユズを男湯と女湯の小浴槽に約100個ずつ入れた。
湯煙の中でユズが浴槽にぷかぷかと浮かび、朝7時のオープンと同時に訪れた男性2人、女性1人が早速つかった。
龍神温泉は、つかると肌がきれいになりしっとりする「日本三美人の湯」として知られるが、男性にも好評で、元湯の常連という男性は「ユズの香りがして、とても気持ちがいい」と話した。