大水槽にサンタクロース クリスマスムード高まる
和歌山県串本町有田の串本海中公園センター水族館で11日から、サンタクロースの衣装を着たスタッフが大水槽に入って掃除をするイベントが始まった。同館では、クリスマスにちなんだ水槽も展示。同町串本の町立体育館では2年ぶりに町内の子どもたちを対象にしたクリスマス会もあり、大勢でにぎわった。
■大水槽をサンタ清掃 串本海中公園
串本海中公園センター水族館では11日、サンタクロース姿のスタッフが「串本の海」を再現した大水槽に潜水してガラスを磨き、訪れた人が一緒に記念写真を撮るなどして楽しんだ。
毎年恒例の催し。大水槽は自然海水をかけ流し、日光を取り入れるなどして、サンゴがあり熱帯魚が泳ぐ串本の海中景観を再現している。普段もスタッフが毎週1回、清掃している。
この日は午前11時ごろ、赤と白の服を着たスタッフが上からはしごを伝って水槽に登場。1時間ほどかけて、アクリル製のへらでガラスに付着した藻を落とし、軍手で磨いた。大水槽を見た親子連れは「あっ、サンタがいる」「すてき」と声を上げ、手を振ったり、写真を撮ったりしていた。
水族館スタッフは「お客さんに喜んでいただけたらと実施している楽しい行事。訪れた人に明るい気持ちになっていただけたら」と話した。
サンタの水槽掃除は18、25日にもする予定。時間は午前11時から。
■「星の導き」テーマに クリスマス水槽
季節のイベントや珍しい生き物などをテーマに中身を入れ替えている串本海中公園センター水族館の「トピックス水槽」では、「星の導き」をテーマに星を強調したレイアウトの「クリスマス水槽」を展示している。25日まで。
水槽内にはサンゴなどで作ったクリスマスツリーや雪だるまを設置。ミツボシクロスズメダイや漢字で「海星」と書くヒトデなど名前に星がつく生き物、鮮やかな赤と白の体色がサンタクロースを思わせるアカシマシラヒゲエビなど11種類32匹が、にぎやかに動き回っている。
この水槽を担当した飼育員の佐久間夢実さん(24)は「水槽の中の生き物を観察してもらいながら、クリスマスツリーの頂点で輝く星がイエス・キリストが生まれたことを知らせた『ベツレヘムの星』だという説があるなど、由来についても知っていただけたらうれしい」と話している。
■2年ぶりクリスマス会 子ども会連絡協議会
串本町子ども会連絡協議会と町教育委員会は12日、同町串本の町立体育館で町内の幼児や児童らを対象としたクリスマス会を開いた。
毎年この時季に開いているが、コロナ禍のために2年ぶりの開催。町レクリエーション協会が運営に協力し、保護者も含めて約300人が参加した。
参加者は町内にある学校の数や民話、クリスマスの話題などをテーマにした「○×クイズ」や、じゃんけんをして負けた人が勝った人の後ろに並んで列を作る「じゃんけん列車」というゲームなどに挑戦。最後に関係者が扮(ふん)するサンタクロースも登場して盛り上げ、子どもたちに菓子の詰め合わせを贈った。
家族で訪れていた和深保育所の小坂真緒ちゃん(6)は「サンタさんからプレゼントをもらえてうれしい」と笑顔。協議会の小原真子会長は「久しぶりの開催で思ったよりも多くの方に来ていただき、クリスマスムードを楽しんでもらえたと思う。このままコロナ禍が収束して年末年始を迎えることができたら」と話していた。
■大水槽をサンタ清掃 串本海中公園
串本海中公園センター水族館では11日、サンタクロース姿のスタッフが「串本の海」を再現した大水槽に潜水してガラスを磨き、訪れた人が一緒に記念写真を撮るなどして楽しんだ。
毎年恒例の催し。大水槽は自然海水をかけ流し、日光を取り入れるなどして、サンゴがあり熱帯魚が泳ぐ串本の海中景観を再現している。普段もスタッフが毎週1回、清掃している。
この日は午前11時ごろ、赤と白の服を着たスタッフが上からはしごを伝って水槽に登場。1時間ほどかけて、アクリル製のへらでガラスに付着した藻を落とし、軍手で磨いた。大水槽を見た親子連れは「あっ、サンタがいる」「すてき」と声を上げ、手を振ったり、写真を撮ったりしていた。
水族館スタッフは「お客さんに喜んでいただけたらと実施している楽しい行事。訪れた人に明るい気持ちになっていただけたら」と話した。
サンタの水槽掃除は18、25日にもする予定。時間は午前11時から。
■「星の導き」テーマに クリスマス水槽
季節のイベントや珍しい生き物などをテーマに中身を入れ替えている串本海中公園センター水族館の「トピックス水槽」では、「星の導き」をテーマに星を強調したレイアウトの「クリスマス水槽」を展示している。25日まで。
水槽内にはサンゴなどで作ったクリスマスツリーや雪だるまを設置。ミツボシクロスズメダイや漢字で「海星」と書くヒトデなど名前に星がつく生き物、鮮やかな赤と白の体色がサンタクロースを思わせるアカシマシラヒゲエビなど11種類32匹が、にぎやかに動き回っている。
この水槽を担当した飼育員の佐久間夢実さん(24)は「水槽の中の生き物を観察してもらいながら、クリスマスツリーの頂点で輝く星がイエス・キリストが生まれたことを知らせた『ベツレヘムの星』だという説があるなど、由来についても知っていただけたらうれしい」と話している。
■2年ぶりクリスマス会 子ども会連絡協議会
串本町子ども会連絡協議会と町教育委員会は12日、同町串本の町立体育館で町内の幼児や児童らを対象としたクリスマス会を開いた。
毎年この時季に開いているが、コロナ禍のために2年ぶりの開催。町レクリエーション協会が運営に協力し、保護者も含めて約300人が参加した。
参加者は町内にある学校の数や民話、クリスマスの話題などをテーマにした「○×クイズ」や、じゃんけんをして負けた人が勝った人の後ろに並んで列を作る「じゃんけん列車」というゲームなどに挑戦。最後に関係者が扮(ふん)するサンタクロースも登場して盛り上げ、子どもたちに菓子の詰め合わせを贈った。
家族で訪れていた和深保育所の小坂真緒ちゃん(6)は「サンタさんからプレゼントをもらえてうれしい」と笑顔。協議会の小原真子会長は「久しぶりの開催で思ったよりも多くの方に来ていただき、クリスマスムードを楽しんでもらえたと思う。このままコロナ禍が収束して年末年始を迎えることができたら」と話していた。