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白良浜の海中・海岸を清掃 白浜のダイビングショップ

海岸や海底で拾ったごみを分別する清掃活動参加者(和歌山県白浜町の白良浜で)
海岸や海底で拾ったごみを分別する清掃活動参加者(和歌山県白浜町の白良浜で)
 和歌山県白浜町のダイビングショップ・エルマールダイビングセンター(筒井英史店長)が呼び掛けこのほど、ダイバーら約70人が参加して白良浜の海中と付近の海岸を清掃した。

 同ダイビングセンターでは定期的にスタッフが海岸の清掃をしている。しかし、範囲が広いため今春、初めて会員制交流サイト(SNS)で協力を呼び掛け、海と陸で合同の清掃活動を実施した。

 今回は春に続き2回目の活動。地元や京都市などの団体の協力も得、参加者は春の2倍以上に増えた。約30人のダイバーが白良浜北側と円月島付近の海底を、約40人が白良浜や周辺の海岸を清掃した。約1時間の活動で町のごみ袋8個分のごみを拾った。

 ビニール袋やペットボトルなどのプラスチックごみが多かったほかロープや漁網、空き缶、花火の燃えかす、たばこの吸い殻が目立った。自転車のタイヤやアウトドア用のいすなどもあった。

 この日は「地域に恩返しができれば」と神島高校の地域活性化プロジェクト「神島屋」のメンバーから6人も参加し、海岸でごみを拾った。ともに3年生の日下直哉君と堀越太希君は「思った以上にごみが多く驚いた。貴重な体験ができた」と喜んだ。

 ダイビングセンターでは「多くの方々の協力を頂きながら活動を続けたい」としている。

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