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梅干しの盗難防止へ JA青年部がパトロール

夜間警戒パトロールで集まったJA紀南青年部三栖支部メンバー(和歌山県田辺市中三栖で)
夜間警戒パトロールで集まったJA紀南青年部三栖支部メンバー(和歌山県田辺市中三栖で)
 梅干しを盗難から守るため、JA紀南青年部三栖支部(25人)が、和歌山県田辺市の三栖地域で夜間の警戒パトロールを始めた。来年2月ごろまで続ける予定。

 農家は収穫した梅を塩漬け、天日干しして「白干し梅」を作り、倉庫に保管している。近年、梅干し価格が高値になっていることもあり、田辺市やみなべ町で窃盗被害が発生している。今年6月には、食品会社が管理する同市上芳養の倉庫で梅干したるの盗難被害があった。

 支部は2016年から毎年、警戒パトロールをしている。部員2人一組で地域内を手分けして車で回り、不審な車や人がいないか確認する。初日の8日は11人の部員が出て、「梅干盗難防止 パトロール中」と書いたステッカーを張った車6台で地域を回った。

 松本務支部長(35)は「部員が協力し、安全第一で活動したい。こうしたパトロールを知ってもらうことで、防犯にもつながると思う」と話した。

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