店頭に「あぶりアユ」 和歌山県、黄金色の風物詩
和歌山県田辺市中辺路町栗栖川の民宿・土産物店が今年も、炭火でアユをあぶった保存食「あぶりアユ」を作り、店頭につるし始めた。この時季の風物詩として定着し、買うのを楽しみにしている人もいるという。
世界遺産の熊野古道「滝尻王子」近くにある「古道の杜(もり)あんちゃん」の店主、木田豪さん(51)が毎年、地元富田川で取れた天然アユを使って作っている。
2日間かけてあぶって作る。初めは竹串に刺して形を整えて、その後は、串を抜いて網の上に並べて、じっくりと仕上げる。今年は9月27日から始め、10月末ごろまでに計400~500匹作る見込み。
あぶったアユは黄金色。わらで縛ってつなぎ、店頭につるしている。県外の人からも注文があり、今年も予約が入っているという。5匹3500円(税込み)で販売している。ほかに、あぶりアマゴもある。
木田さんは「作る手間はかかるが、楽しみにしてくれている人がいるのでそれが励み。賞味期間は約2週間。少し温めてそのまま食べたり、だしを取ったり、炊き込みご飯に混ぜたりするのが良い」と話す。
問い合わせは、同店(0739・64・0929)へ。
世界遺産の熊野古道「滝尻王子」近くにある「古道の杜(もり)あんちゃん」の店主、木田豪さん(51)が毎年、地元富田川で取れた天然アユを使って作っている。
2日間かけてあぶって作る。初めは竹串に刺して形を整えて、その後は、串を抜いて網の上に並べて、じっくりと仕上げる。今年は9月27日から始め、10月末ごろまでに計400~500匹作る見込み。
あぶったアユは黄金色。わらで縛ってつなぎ、店頭につるしている。県外の人からも注文があり、今年も予約が入っているという。5匹3500円(税込み)で販売している。ほかに、あぶりアマゴもある。
木田さんは「作る手間はかかるが、楽しみにしてくれている人がいるのでそれが励み。賞味期間は約2週間。少し温めてそのまま食べたり、だしを取ったり、炊き込みご飯に混ぜたりするのが良い」と話す。
問い合わせは、同店(0739・64・0929)へ。