五輪カヌーの宮田選手が遠隔授業 田辺市の新庄第二小
東京五輪のカヌースプリント競技に出場した宮田悠佑選手(30)=和歌山県教育センター学びの丘=が6日、田辺市新庄町の新庄第二小学校6年生(26人)を対象にした授業をオンラインで開いた。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、宮田選手が勤務するビッグ・ユー(新庄町)と6年生の教室をインターネットでつないで、画面越しに話を聞いた。
東京五輪で宮田選手は、カヌースプリントの男子カヤックフォア(4人乗り)500メートルに出場し、準々決勝で敗退した。授業では「自分たちの納得のいく結果ではなく、悔しい気持ちでいっぱいだった」と、当時の心境を語った。動画や写真を使って、東京五輪の競技会場や選手村などの様子を話した。
宮田選手は福島県出身。カヌーを始めたのは中学1年からで、高校で日本代表、大学で日本一になるなど順調だったが、以降は記録が伸び悩んだ。和歌山国体(2015年)の強化選手として田辺市に拠点を移し「誰かに勝つ」から「自分に勝つ」と考え方を変えて成績が伸び始めたという。
児童は「好きな食べ物は」「ゲームはやりますか」などと質問。宮田選手の座右の銘という「No pain、No gain(痛みなくして得るものなし)」の由来も聞いた。
浅井桃香さん(12)は「選手村や会場の様子を詳しく聞けて良かった」、谷中幸太君(12)は「オリンピック選手の話を聞く機会はめったにないから新鮮で、すごいと思った」と話した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、宮田選手が勤務するビッグ・ユー(新庄町)と6年生の教室をインターネットでつないで、画面越しに話を聞いた。
東京五輪で宮田選手は、カヌースプリントの男子カヤックフォア(4人乗り)500メートルに出場し、準々決勝で敗退した。授業では「自分たちの納得のいく結果ではなく、悔しい気持ちでいっぱいだった」と、当時の心境を語った。動画や写真を使って、東京五輪の競技会場や選手村などの様子を話した。
宮田選手は福島県出身。カヌーを始めたのは中学1年からで、高校で日本代表、大学で日本一になるなど順調だったが、以降は記録が伸び悩んだ。和歌山国体(2015年)の強化選手として田辺市に拠点を移し「誰かに勝つ」から「自分に勝つ」と考え方を変えて成績が伸び始めたという。
児童は「好きな食べ物は」「ゲームはやりますか」などと質問。宮田選手の座右の銘という「No pain、No gain(痛みなくして得るものなし)」の由来も聞いた。
浅井桃香さん(12)は「選手村や会場の様子を詳しく聞けて良かった」、谷中幸太君(12)は「オリンピック選手の話を聞く機会はめったにないから新鮮で、すごいと思った」と話した。